![]() 非イオン性および両性イオン性界面活性剤を含む組成物
专利摘要:
非イオン性界面活性剤および両性イオン性界面活性剤を含み、陰イオン性界面活性剤を含まない発泡剤であって、例えば歯磨剤組成物などのパーソナルケア製品における使用、あるいは、例えば口内乾燥症の治療および/または緩和における使用に適した発泡剤を提供する。 公开号:JP2011514386A 申请号:JP2011500975 申请日:2009-03-20 公开日:2011-05-06 发明作者:ジョジアク,マリルー;ネスタ,ジェイソン 申请人:コルゲート・パーモリブ・カンパニーColgate−Palmolive Company; IPC主号:A61K8-90
专利说明:
[0001] 非イオン性界面活性剤および両性イオン性界面活性剤を含み、陰イオン性界面活性剤を含まない発泡剤であって、例えば歯磨剤組成物などのパーソナルケア製品における使用、あるいは、例えば口内乾燥症の治療および/または緩和における使用に適した発泡剤に関する。] 背景技術 [0002] ラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウムおよびココイルメチルタウリンナトリウムなどの陰イオン性界面活性剤を含む発泡剤は、低コストおよびその発泡性能のために、消費者ケア製品、口腔製品、例えば歯磨剤において伝統的に使用されている。消費者製品の発泡性能は、消費者が発泡性能と製品の有効性とを関連付ける点において重要である。しかしながら、多くの人々が陰イオン性界面活性剤に対する副作用に悩んでいる。例えば、陰イオン性界面活性剤は口腔を刺激する傾向があり、特に、様々な口腔状態、例えば口内乾燥症および/または歯の知覚過敏症に悩んでいる患者において不快感および刺激を生じ得る。かかる刺激は特に望ましくなく、口内乾燥症(ドライマウス)などの様々な状態に悩む、またはかかりやすい人々には特に望ましくない。ドライマウスの治療に使用される現行製品には、虫歯を進行させる危険性を下げるために、高いフッ化物濃度が必要とされる。しかしながら、かかる製品は、その中に含まれる成分が口腔の刺激を引き起こし、口内乾燥症を悪化させ得ると認識されていない恐れがある。] [0003] 消費者製品から陰イオン性界面活性剤を除去することにより、その発泡性能は低下する。前述のように、製品の発泡性能は、消費者が組成物の発泡性能とその有効性とを関連付け得る点において重要である。その上、口腔ケア製品によって生じた泡は活性成分を含むことができ、泡によって歯ブラシだけでは届かない歯間部分を含む口腔の全体に、活性成分を浸透させることが可能になる。許容可能な質および量の泡を生成する、陰イオン性界面活性剤を含まない消費者製品を開発するための以前の試みは、界面活性剤が製品と不適合であるため、または代替界面活性剤を組み込むために製品のレオロジーを変更しなければならないため、失敗に終わった。多くの場合、かかる変更により組成物は目的の用途に不適当になる。] [0004] したがって、陰イオン性界面活性剤を含まない発泡剤を開発する必要がある。刺激成分を含まない、または組成物中に存在する刺激成分を減らした口腔製品も開発する必要がある。かかる組成物は、口内乾燥症を治療および/または緩和するために利用することができる。] 発明が解決しようとする課題 [0005] 本発明は、非イオン性および両性イオン性界面活性剤を含む発泡剤が、陰イオン性界面活性剤を含む発泡剤の代わりに使用できるという驚くべき発見を対象としている。したがって、本発明は、一つには、非イオン性界面活性剤および両性イオン性界面活性剤を含み、陰イオン性界面活性剤を含まない発泡剤を対象としている。この発泡剤は、口腔製品、例えば歯磨剤組成物などの多くのパーソナルケア製品に使用することができる。かかる組成物の発泡性能は、1つまたは複数の陰イオン性界面活性剤を含む類似の組成物と同等か、あるいはそれより優れたものにさえなり得る。] 課題を解決するための手段 [0006] したがって、本発明は、非イオン性界面活性剤および両性イオン性界面活性剤を含む、発泡剤1.0を対象とする。] [0007] 本発明のさらなる実施形態には、以下の発泡剤組成物が挙げられる: 発泡剤1.1:陰イオン性界面活性剤、例えばSDS(ドデシル硫酸ナトリウム)、SLS(ラウリル硫酸ナトリウム)またはココイルメチルタウリンナトリウムを含まない発泡剤1.0、 発泡剤1.2:陰イオン性界面活性剤を含まない発泡剤1.0または1.1、 発泡剤1.3:非イオン性界面活性剤がポリ(オキシエチレン)−ポリ(オキシプロピレン)共重合体である、前述のいずれかの発泡剤、 発泡剤1.4:約0.1%から約20%の非イオン性界面活性剤、例えば、約0.5%から約10%、約1%、約2%または約3%の非イオン性界面活性剤を含む、前述のいずれかの発泡剤、 発泡剤1.5:両性イオン性界面活性剤がアミドベタインである、前述のいずれかの発泡剤、 発泡剤1.6:両性イオン性界面活性剤がココアミドエチルベタイン、ココアミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタインまたはこれらの組合せである、前述のいずれかの発泡剤、 発泡剤1.7:両性イオン性界面活性剤がココアミドプロピルベタインである、前述のいずれかの発泡剤、 発泡剤1.8:約0.1%から約10%の両性イオン性界面活性剤、例えば、約0.2〜5%、約0.4%、約0.5%、約0.6%または約1%の両性イオン性界面活性剤を含む、前述のいずれかの発泡剤、 発泡剤1.9:陰イオン性界面活性剤を含み、非イオン性および両性イオン性界面活性剤を実質的に含まない対照剤と比較して、同量の泡を生成する、前述のいずれかの発泡剤、 発泡剤1.10:陰イオン性界面活性剤を含み、非イオン性および両性イオン性界面活性剤を実質的に含まない対照剤と比較して、同質の泡を生成する、前述のいずれかの発泡剤、 発泡剤1.11:対照剤が約1.2%のココイルメチルタウリンナトリウムを含む、発泡剤1.9および1.10。] [0008] 本発明は、組成物2.0、すなわち発泡剤1.0〜1.11のいずれか1つを含む歯磨剤組成物も対象とする。] [0009] 本発明は、以下の組成物も対象とする: 組成物2.1:例えば、約250ppmから約25,000ppmのフッ化物イオン、例えば、約1000ppmから約1500ppm、約1250ppm、1500ppmまたは約5000ppmのフッ化物イオンを生成するのに十分なフッ化物イオン源をさらに含む、前述のいずれかの組成物、 組成物2.2:フッ化物イオン源が、フッ化ナトリウム、フッ化カリウム、フッ化カルシウム、フッ化亜鉛、フッ化亜鉛アンモニウム、フッ化リチウム、フッ化アンモニウム、フッ化スズ、フルオロジルコン酸スズ、モノフルオロリン酸ナトリウム、モノフルオロリン酸カリウム、フッ化水素酸ラウリルアミン、フッ化水素酸ジエチルアミノエチルオクトイルアミド、フッ化ジデシルジメチルアンモニウム、フッ化セチルピリジニウム、フッ化ジラウリルモルホリニウム、サルコシンフッ化スズ、グリシンフッ化カリウム、フッ化水素酸グリシン、フッ化アミンまたはこれらの組合せである組成物1.9、 組成物2.3:有効量の脱感作剤(desensitizing agent)を含む、前述のいずれかの組成物、 組成物2.4:カリウム塩、カプサイシン、オイゲノール、ストロンチウム塩、亜鉛塩、塩化物塩またはこれらの組合せを含む、前述のいずれかの組成物、 組成物2.5:硝酸カリウム、炭酸水素カリウム、塩化カリウム、クエン酸カリウム、シュウ酸カリウムまたはこれらの組合せを含む、前述のいずれかの組成物、 組成物2.6:有効量の抗菌剤を含む、前述のいずれかの組成物、 組成物2.7:例えばトリクロサンなどのハロゲン化ジフェニルエーテルを含む、前述のいずれかの組成物、 組成物2.8:塩化セチルピリジニウムを含む、前述のいずれかの組成物、 組成物2.9:スズイオン剤、トリクロサン、トリクロサン一リン酸、クロルヘキシジン、アレキシジン、ヘキセチジン、サンギナリン、塩化ベンザルコニウム、サリチルアニリド、アルギニン酸エステル、エチルラウリルアルギネート、ビスフェノール、臭化ドミフェン、塩化テトラデシルピリジニウム、塩化N−テトラデシル−4−エチルピリジニウム、オクテニジン、デルモピノール、オクタピノール、ナイシン、亜鉛イオン剤、銅イオン剤、精油(エッセンシャルオイル)、フラノン、バクテリオシン、塩基性アミノ酸またはこれらの組合せを含む、前述のいずれかの組成物、 組成物2.10:シリカ、保湿剤、安定剤、抗菌剤、甘味料、界面活性剤またはこれらの組合せを含む、前述のいずれかの組成物、 組成物2.11:例えば練り歯磨きなどの歯磨剤である、前述のいずれかの組成物、 組成物2.12:約0.5%のココアミドプロピルベタインを含む、前述のいずれかの組成物、 組成物2.13:約2%のポリ(オキシエチレン)−ポリ(オキシプロピレン)共重合体を含む、前述のいずれかの組成物。] [0010] 本発明は、例えば歯のブラッシングによって、組成物2.0〜2.13のうちいずれか1つを口腔に適用することを含む、口内乾燥症を治療および/または緩和するための方法も対象とする。 本発明の他の実施形態は、当業者に明らかになるであろう。] [0011] 本開示を通して、各範囲は、範囲内のあらゆる値を表すための省略表現として使用する。範囲内の任意の値を、範囲の境界として選択することができる。] [0012] 本発明の一実施形態では、両性イオン性および非イオン性界面活性剤を含み、陰イオン性界面活性剤を含まない発泡剤を提供する。意図しない混入、他の成分の分解、または他の成分間での意図しない反応により、いくらかの陰イオン性界面活性剤が存在し得るが、陰イオン性界面活性剤は発泡剤には添加しない。陰イオン性界面活性剤は当業者に既知である。] [0013] 両性イオン性界面活性剤は当技術分野では既知であり、全体的に中性であるが、少なくとも1つの正電荷の原子/基、および少なくとも1つの負電荷の原子/基を有する界面活性剤が一般的に挙げられる。本発明で使用する好適な両性イオン性界面活性剤は、第4級アンモニウム化合物、およびベタイン、例えばココアミドエチルベタイン、ココアミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタインなどのアミドベタインである。本発明での使用に好ましい両性イオン性界面活性剤は、ココアミドプロピルベタインである。] [0014] 非イオン性界面活性剤は当技術分野では既知であり、電荷を帯びていない界面活性剤が一般的に挙げられる。好ましい非イオン性界面活性剤は、ポリ(オキシエチレン)−ポリ(オキシプロピレン)ブロック共重合体であってよい。かかる共重合体は、一般名ポロキサマー(Poloxamer)として商業的に知られている。ポロキサマーという名前は、各共重合体の個々の識別を規定するために、接尾数字と連結してしばしば使用される。ポロキサマーは様々な含有量の酸化エチレンおよび酸化プロピレンを有することができ、これにより、広範囲の化学構造および分子量を有するポロキサマーが生じる。好ましいポロキサマーは、BASF社(パーシッパニー、ニュージャージー州)により商標名PLURONIC F127として売られている、ポロキサマー407である。] [0015] 発泡剤は、パーソナルケア組成物、例えば皮膚または口腔に適用する組成物に組み込むことができる。ある実施形態では、発泡剤は、フッ化物イオン源、抗菌剤および/または抗過敏症剤も含み得る、口腔ケア組成物に組み込まれる。意図しない混入、他の成分の分解、または他の成分間での意図しない反応により、いくらかの陰イオン性界面活性剤が存在し得るが、好ましくは、陰イオン性界面活性剤は組成物には添加しない。] [0016] 口腔ケア組成物は、好ましくは歯磨剤の形態である。好ましい歯磨剤には、様々な種類の練り歯磨き、歯磨き粉、歯磨きジェル、マウスウォッシュおよびマウスリンス、義歯接着剤またはクリームなどが挙げられるが、これに限定されない。] [0017] 本発明の口腔ケア組成物は、好ましくはフッ化物イオンを含む。フッ化物イオンは、フッ化物イオン源により生成され得る。フッ化物イオン源は、水を含む環境でフッ化物イオンを放出できるいかなるものであってもよい。典型的なフッ化物イオン源には、フッ化物イオンの可溶性塩、例えば、フッ化ナトリウム、フッ化カリウム、フッ化カルシウム、フッ化亜鉛、フッ化亜鉛アンモニウム、フッ化リチウム、フッ化アンモニウム、フッ化スズ、フルオロジルコン酸スズおよび複合フッ化物など;並びにモノフルオロリン酸およびその塩、例えば、モノフルオロリン酸ナトリウムまたはモノフルオロリン酸カリウム、フッ化水素酸ラウリルアミン、フッ化水素酸ジエチルアミノエチルオクトイルアミド、フッ化ジデシルジメチルアンモニウム、フッ化セチルピリジニウム、フッ化ジラウリルモルホリニウム、サルコシンフッ化スズ、グリシンフッ化カリウム、フッ化水素酸グリシンおよびフッ化アミンなど挙げられる。] [0018] フッ化物イオン源は、組成物中に高濃度のフッ化物イオンを維持できる量、すなわち、少なくとも約250ppm、場合によっては最大約25,000ppmのフッ化物イオンを維持できる量が最も好ましい。好ましくは、フッ化物イオンは約1000ppmから約1500ppmの量で存在する。最適なppmの範囲におけるかかる濃度を実現するために、組成物中のフッ化物イオン源の正確な重要パーセントを、フッ化物イオン源が異なればその化学量論的性質に応じて変えることができる。] [0019] ある実施形態では、虫歯予防の処置、歯の知覚過敏症および口内乾燥症のための、高濃度のフッ化物を組み込むことのできる口腔ケア組成物を提供する。この組成物は、1つまたは複数の知覚過敏症の治療剤、例えば、硝酸カリウム、炭酸水素カリウム、塩化カリウム、クエン酸カリウムおよびシュウ酸カリウムなどのカリウム塩;カプサイシン;オイゲノール;ストロンチウム塩;亜鉛塩;塩化物塩およびこれらの組合せも組み込むことができる。かかる治療剤は有効量で添加でき、有効量は、選択した治療剤に応じて、組成物の総重量に基づいて好ましくは約0.01から約10重量%の間で変化する。] [0020] 好ましくは、脱感作剤(desensitizing agent)は、組成物の総重量に基づいて少なくとも約5重量%の量のカリウム塩である。最も好ましくは、組成物は約5から約10重量%のカリウム塩を含む。かかるカリウム塩の有効量およびその使用は、例えば次の特許:米国特許第3,863,006号明細書、第4,631,185号明細書および第4,751,072号明細書に記載されており、これらの特許は参照によりその内容全体が組み込まれる。最も好ましくは、脱感作剤は硝酸カリウムである。] [0021] 本発明の口腔ケア組成物に、他の増粘剤を使用することができる。他の増粘剤は当技術分野で知られており、これに限定されないが、シリカ増粘剤;グリセリン製剤;トラガカント、ガッチ、アカシア、ビーゴムなどのゴム;アルギン酸ナトリウム;カルボキシメチルセルロース;ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース;ヒドロキシメチルセルロース;ヒドロキシメチルカルボキシプロピルセルロース;メチルセルロース;エチルセルロース;硫酸化セルロース;並びにこれらの化合物の混合物および組合せが挙げられる。かかる追加の増粘剤は、組成物の総量に基づき、組成物の約15重量%以下の量で使用することができる。] [0022] 本発明の口腔ケア組成物は、口腔ケア製剤に典型的に使用される、様々な一般的な追加の活性剤も含むことができ、これには、トリクロサン;トリクロサン一リン酸;クロルヘキシジン;アレキシジン;ヘキセチジン;サンギナリン;塩化ベンザルコニウム;サリチルアニリド;アルギニン酸エステル;エチルラウリルアルギネート;ビスフェノール;臭化ドミフェン;塩化テトラデシルピリジニウム;塩化N−テトラデシル−4−エチルピリジニウム;オクテニジン;デルモピノール;オクタピノール;ナイシン;亜鉛イオン剤;銅イオン剤;精油(エッセンシャルオイル);フラノン;バクテリオシン;前述の活性剤の塩、並びにこれらの混合物および組合せが挙げられるが、これに限定されない。] [0023] 本発明の口腔ケア組成物用に、歯磨剤を形成するために一般的に使用する添加剤などの任意選択の添加剤も使用でき、これには、研磨剤シリカおよび/または非晶質シリカ、保湿剤、安定剤、抗菌剤、甘味料、着色剤、治癒剤、他の虫歯予防剤、キレート剤/金属イオン封鎖剤、ビタミン、アミノ酸、タンパク質、抗歯垢剤、抗結石剤、乳白剤、抗生物質、抗酵素剤、酵素、pH調節剤、酸化剤、酸化防止剤、ホワイトニング剤、塩基性アミノ酸(遊離塩基または塩の形態)、および防腐剤が挙げられるが、これに限定されない。] [0024] 1つまたは複数の研磨材料および磨き材料も、本発明の口腔ケア組成物に含むことができる。研磨材料および磨き材料は、歯磨剤での使用に許容可能であり、象牙質を過度にすり減らすことがなく、口腔ケア組成物の他の成分と適合する任意の材料であってよい。典型的な研磨材料および磨き材料には、シリカ、アルミナ、リン酸、炭酸、並びにこれらの混合物、誘導体および塩、並びに樹脂の研磨材料が挙げられるが、これに限定されない。] [0025] 製剤に粘りを与えまたは質感を実現し、製剤中の水分を維持するために、1つまたは複数の保湿剤を本発明の口腔ケア組成物に添加できる。有用な保湿剤には、様々な高分子グリコールおよび他のヒドロキシベースの保湿剤、例えば、プロピレングリコール、グリセロール、エリスリトール、キシリトール、ソルビトール、マンニトール、ラクチトール、水素化デンプン加水分解物、およびこれらの成分の組合せなどが挙げられるが、これに限定されない。] [0026] 微生物を減らすことが望まれる場合、抗菌剤を使用することができ、これには、歯磨製剤に使用される既知の抗菌剤、例えば、安息香酸、安息香酸ナトリウム、安息香酸カリウム、ホウ酸、並びにベータナフトール、クロロチモール、チモール、アネトール、オイカリプトール、カルバクロール、メントール、フェノール、アミルフェノール、ヘキシルフェノール、ヘプチルフェノール、オクチルフェノール、ヘキシルレゾルシノール、塩化ラウリルピリジニウム、塩化ミリスチルピリジニウム、フッ化セチルピリジニウム、塩化セチルピリジニウムおよび臭化セチルピリジニウムなどのフェノール系化合物などを挙げることができる。] [0027] 必要であれば、甘味料を本発明の口腔ケア組成物に使用でき、歯磨剤に一般的に使用される任意の甘味料を含ませ、爽やかな味を製品に付けることができる。適した甘味料には、サッカリンおよびその誘導体、シクラミン酸およびその誘導体、アセスルフェン−K、タウマチン、ネオヒスペリジンジヒドロカルコン、アンモニア処理グリシルリジン、ブドウ糖、果糖、ショ糖、マンノース、グルコースおよび任意の他の適した甘味料が挙げられるが、これに限定されない。] [0028] 当業者は、成分が組成物中で様々な目的を果たし得ることを認識するであろう。例えば、塩化セチルピリジニウムは、陽イオン性界面活性剤として、および抗菌剤として働くことができる。本発明の組成物は、塩化セチルピリジニウムを含むことができ、界面活性剤としても働き得るが、好ましくは抗菌剤としての有効量で含む。] [0029] 前述の他の成分は、歯磨製剤に一般的に使用される任意のものであってよく、製剤の目的とする最終用途に基づき、製剤の物理的および審美的特徴を最適化する成分を選択することができる。] [0030] 本発明の発泡剤は、いくつかのパーソナルケア組成物、例えば、ローション、クリーム、シャンプー、コンディショナー、整髪用ゲル、石鹸、ボディーソープ、あるいは1つまたは複数の陰イオン性界面活性剤を伝統的に利用する任意の他のパーソナルケア製品にも組み込むことができる。本発明の発泡剤は、家の掃除に使用するいかなる製品またはその内容物、例えば、洗濯用洗剤、食器洗い用洗剤、あるいは1つまたは複数の陰イオン性界面活性剤を利用する任意の他の製品に組み込むこともできる。かかる組成物は、アレルギー反応または化学物質過敏症などの、陰イオン性界面活性剤により引き起こされる刺激に悩んでいる消費者による使用に有益であろう。] [0031] 本発明を、下記の非限定的実施例について以下に説明する。] [0032] 実施例1: 表1に提供する処方により、4つの歯磨剤組成物を調製する(数字は重量パーセントで示している)。組成物A1、A2とZ1、Z2とでは、存在する界面活性剤の種類が異なる(それぞれ陰イオン性界面活性剤を含む組成物(A1、A2)対非イオン性および両性イオン性界面活性剤を含む組成物(Z1、Z2))。組成物A1、Z1とA2、Z2とでは、存在する香味料の量および種類が異なる。] [0033] ] [0034] 実施例2: 表1で調製した組成物を評価グループに提供し、1(低)から5(高)の段階で発泡の特性に基づいて組成物を評価するようにグループに依頼している。生成された泡の量および質に基づいて組成物をランク付けするようにグループに依頼している。上位2つの得点(4および5)を割り当てた使用者のパーセンテージを、「上位2ボックス」の評定として決定し、下位2つの得点(1および2)を割り当てた使用者のパーセンテージを、「下位2ボックス」として決定する。上位2ボックスの結果を表2および3に示す。] [0035] ] [0036] ] [0037] 驚くべきことに、この結果は、非イオン性および両性イオン性界面活性剤を含む(そして、陰イオン性界面活性剤を含まない)組成物において生成された泡の量は、陰イオン性界面活性剤を含む組成物において生成された泡の量と等しいことを示している。驚くべきことに、この結果は、非イオン性および両性イオン性界面活性剤を含む組成物において生成された泡の質も、陰イオン性界面活性剤を含む組成物において生成された泡の質と等しいことを示している。] 実施例 [0038] 本発明の広い発明概念を逸脱することなく、上述の実施形態に対して変更および修正を行い得ることを、当業者は認識するであろう。したがって、本発明は、記載された特定の実施形態に限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲によって規定されているような本発明の精神および範囲内での変更を包含することを意図していると理解されたい。]
权利要求:
請求項1 非イオン性界面活性剤および両性イオン性界面活性剤を含む、歯磨剤組成物のための発泡剤であって、当該歯磨剤組成物が陰イオン性界面活性剤を含まない、前記発泡剤。 請求項2 前記非イオン性界面活性剤がポリ(オキシエチレン)−ポリ(オキシプロピレン)共重合体である、請求項1に記載の発泡剤。 請求項3 約0.1%から約20%の前記非イオン性界面活性剤を含む、請求項1に記載の発泡剤。 請求項4 前記両性イオン性界面活性剤がアミドベタインである、請求項1に記載の発泡剤。 請求項5 前記両性イオン性界面活性剤が、ココアミドエチルベタイン、ココアミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタインまたはこれらの組合せからなる群から選択される、請求項1に記載の発泡剤。 請求項6 約0.1%から約10%の前記両性イオン性界面活性剤を含む、請求項1に記載の発泡剤。 請求項7 請求項1に記載の発泡剤を含む、歯磨剤組成物。 請求項8 約250ppmから約25,000ppmのフッ化物イオンを生成するのに十分な量のフッ化物イオン源をさらに含む、請求項7に記載の組成物。 請求項9 有効量の脱感作剤(desensitizingagent)をさらに含む、請求項7に記載の組成物。 請求項10 前記脱感作剤が、カリウム塩、カプサイシン、オイゲノール、ストロンチウム塩、亜鉛塩、塩化物塩およびこれらの組合せからなる群から選択される、請求項9に記載の組成物。 請求項11 前記脱感作剤が、硝酸カリウム、炭酸水素カリウム、塩化カリウム、クエン酸カリウム、シュウ酸カリウムおよびこれらの組合せからなる群から選択される、請求項9に記載の組成物。 請求項12 有効量の抗菌剤をさらに含む、請求項7に記載の組成物。 請求項13 前記抗菌剤がハロゲン化ジフェニルエーテルである、請求項12に記載の組成物。 請求項14 前記抗菌剤が塩化セチルピリジウムである、請求項12に記載の組成物。 請求項15 シリカ、保湿剤、安定剤、抗菌剤、甘味料、界面活性剤またはこれらの組合せをさらに含む、請求項7に記載の組成物。 請求項16 練り歯磨きである、請求項7に記載の組成物。 請求項17 約0.5%のココアミドプロピルベタイン、および約2%のポリ(オキシエチレン)−ポリ(オキシプロピレン)共重合体を含み;陰イオン性界面活性剤を含まない、歯磨剤組成物。 請求項18 フッ化物イオン源、抗菌剤および/または脱感作剤をさらに含む、請求項17に記載の組成物。 請求項19 請求項2に記載のいずれかの組成物を口腔に適用することを含む、口内乾燥症を治療および/または緩和するための方法。 請求項20 組成物を歯のブラッシングによって口腔に適用する、請求項19に記載の方法。
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同族专利:
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